「冬の知らせを感じる」

いわなみ家の話

第50話

「冬の知らせを感じる」

先日、目覚めたら庭が真っ白でした。当地、会津美里町八木沢地区にも初雪です。

エッヘン。わたし、予知してました。

前日、キッチンのオリーブオイルが凍りましたからねぇ。

翌日は晴れて、雪はぜんぶ解けてしまいましたが、パン屋店主はホッ。縁側パン屋は、あと数回できそうです。

ところで、腰肉撃退エアロビは継続すること1年!雪国ではエアロビが最適なワークアウトです。

腰肉がなくなったかもしれないのに、ハイカロリーな新作ができました。That’s life.(人生ってそういうもんよね~)

「で、これはなんと言う名前のお菓子なの?」

これうまいね、と反応した夫に、何度か聞かれましたが、うーん、ブラウニーでもフロランタンでもない。

シリアルフルーツバー、エナジーバー、一本満足、ぜいたくフルーツチョコバー。

オーツ麦、小麦、ココナツ、アーモンド、カシューナッツ、マンゴー、クランベリー、プルーン、チョコレートとスパイス類を、蜂蜜のキャラメルでぎゅっと固めたバーです。

 

20年前、警察署の前で、脚立に座って、護送される容疑者を何時間も待っていたとき、カメラバッグに黄色い箱のカロリーメイトを忍ばせていました。

でも、あのモソモソのバーで1食を済ませるのがほんとうにイヤで。生粋の食いしん坊なので。

この寒空の下、同期カメラマンが今日もハリコミしているなら是非差し入れしてあげたいお菓子です。

ハリコミがないあなたも、スキーのお供に、子供が寝静まった夜にホットワインと一緒に。

冬のカラダが欲するまま、食べて過ごせばいいんじゃないかと思います。

「シリアルフルーツバー」、明日はお試し価格でお店に並べます!

 

 

 

 

【11月28日(日)完売ありがとう】

【11月28日(日)本日完売】

 

今日は売り切れました。

ありがとうございます。

今日が11月さいごのパン屋営業日です!
クランベリーくるみパンにカシューナッツを入れました。香ばし!

山食
パン・ド・カンパーニュ
アーモンドトースト
#クランベリーくるみカシュー
ナッツとチーズのハードパン

塩あんこベーグル
ブルーベリーベーグル
ブルーベリーベーグルクリームチーズサンド
抹茶ベーグル
チョコクランベリーベーグル

マロングラッセのバトン
チーズとくるみのバトン

紅茶パン
クリームチーズとマロングラッセのくるみパンサンド
やっこいあんバタサンド
オリーブとチーズ
ショコラオランジュ
いわなみ家のグラノーラ

 

「たたた、で、つ」

いわなみ家の話

第49話

「たたた、で、つ」

昨日インスタグラムに投稿した文章がはたして合っていたか不安になって、ググってみました。

「勤労できることに感謝します!(11月23日祝日)」

勤労とは…賃金をもらって、ある一定時間働くこと。勤めに骨を折ること

どうやら間違いではありませんでした。

 

新聞社のカメラマンをしていたときの私は、非勤労者であった期間がありました。

編集局写真部には1日に計15人くらいの部員が勤務していて、「日勤」「夜勤」「泊まり」「プロ野球(Gの新聞なのでね~)」「遊軍」などの振り分けで動いていました。

時事ネタにアンテナを張って全国どこへでも取材してよい「遊軍」だった私は、ある時まったくアンテナが働かなくなり、会社の女子トイレで時間をつぶすことが多くなりました。

1日中トイレにこもるもの不自然なので、取材伝票に「行き先:横浜市」と書いて出掛けました。みなとみらいにハイヤーを停めて、大道芸人を見物し、日が暮れたら車に戻る・・。そんな日々が半年くらい続きました。

こんな労働者でも賃金がもらえてましたが、あの一定期間は勤労ではなかったです。

 

さて、バリバリの勤労を胸晴れる昨今(笑)、猫の手も娘の手も借りたいほどです。

昨日の小3作文より以下引用。

(先生からのお題は、勤労感謝の日にちなんで「お手伝い」)

わたしはきょうの朝、妹よりはやく起きたので、お母さんのパンこうぼうに行きました。

7時までに「本日のラインナップ」を書かなればならないけど、お母さんはいそがしいのでわたしがスマホで書きました。

お母さんが、つを書くときは、たをおせばいいけど、わたしが書いたら、たたたになりました。

と中でカンパーニュがやけたので冷やすためにパンを運びました。両手がいっぱいだったので、お母(原文のまま)がドアをあけてくれました。またやりたいです。

 

最近のチビスタッフの仕事はスマホ入力です。

どちらか早く起きた方がスマホに触れる権利を得て、ラインナップを入力できます。

ちなみに小1がベーグルを入力すると・・

塩あんこ部

チョコクランベリー部

黒ごまチーズ部

文節がわからないので、全部、部活になります♡

 

勤労感謝。働けて感謝。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「賞味期限は舌が決める?」

いわなみ家の話

第48話

「賞味期限は舌が決める?」

今年もシュトーレンへのたくさんのご注文ありがとうございました(ご注文は締め切りました。わたしの体力が余れば、追加の募集ができるかもしれません)。

シュトーレンは赤ちゃんのイエス・キリストをおくるみで包んだ様子を表した、クリスマスの発酵菓子です。

いわなみ家のシュトーレンは2017年のレシピ考案から変わらず、同じ材料と製法です。

とは言うものの、4年前は、自分で作ったシュトーレンがこんなにも時間の経過と共に味が変わっていくものとは知りませんでした。

指摘してくれたのは、2017年当時、大阪迎賓館の厨房でフランス料理を担当していた友人でした。

「師匠、1ヶ月経ったシュトーレン、今がいちばんおいしいよ?!」

(なぜかこの友人はわたしのことを昔から師匠と呼びます・・笑)

作り手の私でさえ、製造日から1ヶ月経ったシュトーレンは食べきってしまっていたのに、友人は大事に保存して味の変化をウォッチしていたらしいのです。

いわなみ家のシュトーレン作りはその年の夏から始まります。大きな瓶にドライフルーツを入れ、その上からラム酒をなみなみと注ぎます。これで最低3ヶ月は漬け込みます。

この、ラム酒漬けのドライフルーツが生地全体にしみわたり、自家製天然酵母とともに、焼き上がり後も熟成が進みます。

ところで味噌は、仕込んだあと熟成が進むと「塩角(しおかど)」が取れて、まろやかになります。シュトーレンも「ラム角」が取れる感じでしょうか。

製造日すぐ・・ラム酒で酔っぱらいそう。子供や妊婦さんは食べちゃダメです。生地はまだパサついたところがあり

製造日から2週間め・・ラム角が抜けてきます。食べ始めてOK。生地はホロホロ。うちの子供らは喜んで食べます

製造日から1ヶ月め・・ラム角が取れ、生地は超しっとり。もったいないので子供にはあげません(笑)

製造日から2ヶ月め・・この頃のシュトーレンがいちばん好み!と言ったのは製菓学校の講師をしている別の友人

シュトーレンをお渡しするときのメモには「製造日から2週間後~食べ始めてOK」と書いておきます。その後の熟成具合は、みなさんの舌で感じ取ってみてください。

クリスマスまでのカウントダウンとして少しずつ切り分けて食べるシュトーレン。

お節料理に並べてみるのも一考。

 

 

 

「10万円は誰の手に?」

いわなみ家の話

第47話

「10万円は誰の手に?」

♪テレビもねぇ、ラジオもねぇ、クルマもそれほど走ってねぇ、ピアノもねぇ、バーもねぇ、お巡り毎日ぐーるぐる♪

この歌知ってますか?

こたえは、吉幾三「俺ら東京さ行くだ」でした。

ここ、会津美里町は田舎ですけれど、うちには辛うじてテレビとラジオとクルマと電子ピアノがあります。

が、テレビをほとんど見ません。

いわなみ家に、大それた教育方針があるわけではないのですが、子供たちがテレビを見るのは、土日各1時間くらい(ドラえもんやサザエさん)。

我が家で唯一テレビを繋げる線(?)が、土間にしかなく、特に寒さ厳しい冬はテレビを見るには決死の覚悟です。

羽毛布団をかぶり、正座してドラえもんを視聴している姉妹。萌え~。

空いた時間は図書館で借りた本を繰り返し読んでいるようです。

そんな姉妹が毎日楽しみにしているのが、読売と民友。

すげぇ、新聞!?いや、コボちゃんとモモちゃん(4コママンガ)のとこだけです。

所詮マンガだけか~い、と思っていたら、先日、テーブルに転がっていた新聞の1面を長女が読み上げていました。

「え?18さい以下10万円?!まじ?よーちゃんも?ヤッター」

やばっ。見つかった。理解してる。

「そ、それはー、コロナで困った人たちに…」

「よーちゃんも困ってるのよー、ふでばこボロボロだしー。残ったら貯金しよーかなー」

「いや、麻生さんが貯金しては困るって言ってたよ。使って経済回さなきゃ」

「・・?(ママなに言ってんの、の顔。) 他に、なに買おうかな~♪」

 

10万円の一部をサンタに託そうと思ったんだけどなー。思惑外れたなぁ。

先月のパン材料費12万円。

先月の生活費13万円。

先月のクレジットカード請求代・・。

10万円あったらなぁ!(姉妹で20万円)

 

ところで。

テレビが制限されている反動で読書好きになったのなら、長閑な田舎町には「何もねぇ!」と言って、アタシ東京さ行くわ、と言う日が来るのかもしれないな