「機内でジャンプ」

いわなみ家の話

第55話

「機内でジャンプ」

 

搭乗前、小3のギモン。

娘「ねえ、ママ?飛行機にトイレある?」

母「大丈夫だよ、あるよー」

娘「トイレまでどうやって歩く?」

母「ん?」

娘「だからぁー!歩けんの?!」

(なるほど、飛んでる最中にヒトは前進歩行ができるかってことか!)

母「飛行機でやってみよー!ちなみに、ジャンプしてみたらどうなるかねぇ?」

そこへ会話に加わった小1。

「ねーねー、トイレでおしっこしたらどうなるの?!」

「ビヨーンって(斜めに)なるー?!キャーー」

盛り上がる母子3人がどれだけ元旦の搭乗を楽しみにしていたか、お察しの通りです(笑)

猛吹雪で欠航となり、陸路・新幹線で博多を目指す8時間。

それでも小3ナゼナゼ少女は、走行中の「のぞみ」車内で実験を。

娘「ここ、覚えてといてよ…(足の位置)」

母「はい、オッケ。飛んで!」

ジャーンプ!ガタンゴトンガタンゴトン。

娘の実験結果によると【最初と同じ位置に着地】しました。

一方、さすがの小1は長時間移動に飽きてしまい、やむ無くスマホを渡すことに。

実家で待つ祖母への長文LINEを打ち込んでいました。

「今日は、新潟から、大宮、東京、名古屋、京都、大坂、岡山、広島、はかたまでいって、にほんの半分までいったの。だから、にほんがけっこうちいさいってわかったの。楓より。(変換など原文のまま)」

にほんのサイズを体感できたなら、陸路も悪くなかったかな!

帰路は無事飛行機に乗れましたが、雲の上の景色やキャクシツジョームインに気を取られ、ジャンプとおしっこの実験は未完。

またの機会に~

働いて、お金をためて、また飛ぼう!

1月11日よりいわなみ家仕事はじめです。順次、臨時お届けパン等の募集を予定しています。