「接客のだいご味」

いわなみ家の話

第132話

「接客のだいご味」

先日のパン屋営業をもちまして、北里、津田、渋沢の三氏が初めて一同に会しました。

新紙幣導入から約2か月、レアキャラ渋沢さんにやっとお会いすることができました。

お客様におかれましては、このキャッシュレス時代に、ニコニコ現金払いへのご協力ありがとうございます。

 

最近のコンビニの若者店員がおもしろいのでエピソードを3つ。

 

①私「あったかいカフェオレをください」

店員「かしこまりました。アイスのホットカフェオレМサイズでよろしいですか?」

私、店員「……」店員「アイスのホットって、ねぇ(笑)」

自分でつっこんじゃうところがかわいいローソンの女の子。

 

②私「国産牛のコロッケください」

店員「少々おまちください(ガラスケースからコロッケを取り出す)っとっとと!」

手元が狂って、手乗りインコならぬ手乗りトングになっとるがな!ここは笑うべきか?

店員「店長ぉ~、取ってくださいよぉ、トング」

店長「んもぉ~」

緊張でトングは飛んだがコロッケは死守したセブンイレブンの男の子。それにしても店長と仲いいね。親子経営かい。

 

③雨の日のレジおわりに

店員「今日は神社のおまつり、やるんすかねぇ(唐突!)」

私「だからぁ、雨だもんねぇ」

この返しができるようになった私も会津人が板についたもんでしょ。

(「だからぁ」は、相手の話に同意する相づち用語)

お客様とのフランクな対話をこころがけているローソンの男の子。

 

おそらくは初めての労働経験、コンビニでのアルバイト。いいねいいね、とおばちゃんは思いました。

 

さて、うちの店でも2,3エピソードが。

【マロングラッセのバトン】バトンとは、パン屋さんでよく使われる言葉で、棒状(かけっこのバトン)のパン。

【カレーのフガス】フガスもよくパン屋さんで使われる、フランス語で「葉っぱ」の意味。

【ベーコンエピ】エピはフランス語で、稲穂の意味。

 

お客さん「この、マロングラッセのバトル1本ください」

戦わないでね~。

お客さん「前回いただいたカレーのカフカ、おいしかったわぁ」

ハルキストでいらっしゃる?

お客さん「ベーコンエビもらおうかしら」

エビは入ってないですが、ベーコンは入ってますよ~。

バトルでもカフカでもエビでもOK。私には伝わってます。またのご来店お待ちしています