「疲労対効果」

いわなみ家の話

第111話

「疲労対効果」

 

少ない費用で高い効果を得ること、すなわち費用対効果(コスパ)が良いことは、歓迎されますね。

コスパの良いお徳用タオル、コスパの良いドリップコーヒーセット、コスパの良いハイブリッド自動車…。

商売においては、費用対効果と同じくらい、いやそれ以上に、「疲労対効果」が大切なのではと身に染みて感じています。

少ない疲労で高い売上を生むには…?

例えば、めちゃくちゃ気合いをいれて200個のパンを焼いてイベントで完売させても、翌日以降の疲れはなかなか抜けないもの。

対して、製造数を100個に抑えて翌日の疲労をゼロにすれば、翌日もまた元気に100個分の生地を仕込むことさえできる。

パン1個300円として、200個で売上6万円。オマケに疲労がどのくらい残るか否か。疲労を残したまま次の仕事に移ると、思わぬ失敗(塩入れ忘れ)をしたり、感覚が鈍ったり(発酵見極めミス)して、結果、売上を落とすことになります。

その日の天気や体調によっても、疲労は多めにやって来たりするのでいつも一定とはいきません。

それならば、今の自分の疲労を(なんとなく)数値化してみようと思いました。

疲労度数MAXを10として、「このくらいの仕事量なら、明日は疲労度数6~7がくるな」「8以上だと翌日きついはず、仕事量をセーブしよう」という具合に。

疲労度数を翌日ゼロにするのが最も理想的です。

日中の昼寝で疲労度、-1。

湯船に浸かって、-1。

適量のワインで、-1。

早めの就寝で、-2。

ここ半年ほどはストレッチと筋トレに励んでいるので、それらも効いているかもしれません。疲れにくくなり、疲れが取れやすくなりました。

筋力アップは売上アップに通じる確信が持ててきました。(なかやまきんに君をインスタグラムでフォロー、笑)

日々の蓄積疲労が解消されないほど溜まってきたら思いきって店休を取ります。

そうそう、疲労度数を減らすのに効果的なものが、好きなものをネットショッピング。疲労度数、-1ないし2。

あ…ポチったら売上減りましたかね?

また働くべし!