「クレラップ姉妹」

いわなみ家の話

第81話

「クレラップ姉妹」

昨日はすがすがしい風が吹くいいお天気での縁側パン屋。

クレラップのCMに登場しそうなかわいらしい姉妹もご来店でした。

ぱっつん前髪、ジャンパースカートの1歳と3歳は、庭のウッドチップを拾って投げたり、いわなみ家の玄関に入ろうと試みたり、ブランコで遊んだり、見るものすべてが面白いといったお年頃。

ひとりが右へ進めばもうひとりが左へ走り出し…ママ大慌て。

か・わ・い・い!

「なつかしいなぁ、あんたたちも5,6年前、ああだったのよぉ」

と、9歳と7差の娘を左右に従えて、10時30分オープンの時間を迎えました。

スタッフたち、最近は、会計も帳簿付けもお客さんへの声掛けも、なんとスムース。これでお小遣い110円は安すぎか?!

一方、クレラップ姉妹は待ち疲れたのか、ぐずり出します。

妹がママにだっこされると、姉も「だっこー」。

近くにいたおばあちゃんやパパがだっこしても「ママがいいーー」。

「わかる!大変だよね!わかる!」

と、両腕に姉妹をだっこする羽目になったママにエールを送りつつ、お買い物してもらいました。

両腕だっこで、どうやって財布出せばええねん、って感じですよね。わかる~。

 

ママさん、あと5年もすれば、姉妹はこんな会話ができますよ。

(以下、今週の姉妹会話)

(物の取り合いのケンカにて)

妹「やめてよ!これ、いちまんじゅうまんごせん円もしたんだからね」

姉「へぇー(笑)高!クレジットカードで払ったの?なんかつ?」

妹「なんかつって何よ!」

姉「だからー、いっかつで払ったの?にかつ?」

妹「わかんないってば!とんかつ!」

なんかつ、の段階で吹き出しそうなのを必死でこらえていたのに、最後にまさかの揚げ物が出てきて、母はその場に崩れ落ちました。

当店では、クレカのいっかつもにかつも、とんかつも受け付けておりません。

ニコニコ現金会計で!