「姉妹の初恋」

いわなみ家の話

第75話

「姉妹の初恋」

 

小4と小2の娘が同じ男の子に恋をしています。

彼の名前は天沢聖司(あまさわせいじ)くん。

天沢くんは、1995年のジブリ映画「耳をすませば」主人公・雫ちゃんの初恋の相手ですけどね~。

図書館で借りたDVDを何回もみて姉妹はワーキャー騒いでおります。初めての胸キュンかしら♡

DVDケースをひっくり返してみると

  • 天沢聖司…高橋 一生
  • 雫の父…立花 隆

27年前の高橋一生さん、声変わり前の声の出演だったそうです。貴重!

もうひとつ貴重なのが、故・立花隆さんの声がたまらない、劇中のセリフ。「高校には行かない!」と言う主人公の雫(中学3年生)を諭すシーン。

「自分の信じるようにやってごらん。でもな、人と違う生き方をするのはそれなりにしんどいぞ。何があっても人のせいにはできないからね」

(いまどきの言葉で言うと)刺さる、刺さる、立花さんだからこそ、刺さる~!聞いたかー、娘たちよ?!

そして母ちゃんはもう一言付け加えたい。「人と違う生き方はとんでもなく楽しいぞ」。

雫と聖司の10年後を描いた実写映画がこの秋公開予定だそうです。

「雫と聖司、チューするかなー、結婚するかなー?!」

おーい、母ちゃんの話、聞いてんのかー?