「発酵オタク」

いわなみ家の話

第31話

「発酵オタク」

1日1個のペースでカボチャをもらう、今日この頃。

このままいくと、来年の今ごろは(年に10個食べたとしても)340個ものカボチャに埋め尽くされているかも・・

と言うのはよくあるジョークですが、1日1個のペースは本当です!

古民家の囲炉裏に並ぶカボチャのオブジェ、、本物です。

 

パンとエアロビのほかにもう一つ趣味がありまして。

堆肥作り。

野菜くずや落ち葉、雑草などを、微生物の力で発酵させて栄養のある土を作ろうとしています。

ワタクシ、筋金入りの発酵オタクです。

底が抜けた蓋付きバケツ(コンポスター、堆肥作りの容器)を、庭に埋め込んで、そこへどんどん、毎日の料理で出た野菜くずを入れています。

生ゴミ同然だったコンポスターの中に虫が棲んで高温になると、発酵と分解が進み、半年くらいかけてフカフカの土に!

発酵の力ってすばらしい。

その土を畑に戻して、無農薬・有機野菜を作る・・。

理想的~!ですけどもね、

堆肥1年生がそんなに易々とやってのけるわけがありません。

自家製堆肥を畑に戻した結果、我が家の庭には、植えた覚えのないカボチャのツルが縦横無尽に這い、黄色や緑やオレンジのゴロゴロとした実が。その数8個。

初挑戦の堆肥は未発酵で、カボチャの種(生ゴミ)が残っていたのでしょう。

手をかけて育てたはずのジャガイモやナスは害虫にやられて散々な結果なのに、いただきものの夏野菜で冷蔵庫は常にパンパン。

「ママさー、畑、やんなくてもいいんじゃね?!」

と、娘に言われる始末。

 

パンよりむずかしーじゃないの、堆肥。

「土作り10年」って、堆肥づくりの指南書に書いてありました。

発酵モノは、パンだけにしとけって?