感謝の400円

 

今日はお店の日ではありませんでしたが、お客さんがいらっしゃいました。お顔に覚えのある、2度目の来店です。

「家計簿つけていたらどうも多いの!

パン屋さんで500円玉おつりにもらったけど、間違って多くもらっちゃったみたい」

 

と、400円をわざわざ返しに来ていただきました。おつり係の長女が、500円玉と100円玉を間違えて渡していたようです。

 

「そんなぁ、黙ってれば分からないですよ!なんて実直なんですか!」

 

わたしは、間違って受け取った500円玉をそのままにする派の人間ですから、お客さんの次の返答にまたまた感激するのでした。

 

「だってまたパン買いに来たいのよ、だから返しておきたくて」

 

ありがたく400円が入った小さなポチ袋を頂戴し、またこの方のためにパンを焼こうと思いました。