【11月14日(日)完売御礼】

【11月14日(日)完売】

 

きょうは売り切れました。ありがとうございました!!

 

 

 

 

試しにサンドしてみたら!!
めっちゃいいじゃないの♡

くるみのハードパンに、クリームチーズとマロングラッセをサンド。お試しください!
10時30分からです

山食
パン・ド・カンパーニュ
アーモンドトースト
ノアレザン
ナッツとチーズのハードパン

じゃがいもパン

くるみパンのサンド
(クリームチーズ×マロングラッセ)

塩あんこベーグル
ココアチョコクランベリーベーグル
ブルーベリーベーグル

オレンジピールとクリームチーズ
ショコラオランジュ

マロングラッセのバトン
くるみとチーズのバトン

やっこいあんバタサンド
塩バターロールパン
いわなみ家のグラノーラ

 

「10万円は誰の手に?」

いわなみ家の話

第47話

「10万円は誰の手に?」

♪テレビもねぇ、ラジオもねぇ、クルマもそれほど走ってねぇ、ピアノもねぇ、バーもねぇ、お巡り毎日ぐーるぐる♪

この歌知ってますか?

こたえは、吉幾三「俺ら東京さ行くだ」でした。

ここ、会津美里町は田舎ですけれど、うちには辛うじてテレビとラジオとクルマと電子ピアノがあります。

が、テレビをほとんど見ません。

いわなみ家に、大それた教育方針があるわけではないのですが、子供たちがテレビを見るのは、土日各1時間くらい(ドラえもんやサザエさん)。

我が家で唯一テレビを繋げる線(?)が、土間にしかなく、特に寒さ厳しい冬はテレビを見るには決死の覚悟です。

羽毛布団をかぶり、正座してドラえもんを視聴している姉妹。萌え~。

空いた時間は図書館で借りた本を繰り返し読んでいるようです。

そんな姉妹が毎日楽しみにしているのが、読売と民友。

すげぇ、新聞!?いや、コボちゃんとモモちゃん(4コママンガ)のとこだけです。

所詮マンガだけか~い、と思っていたら、先日、テーブルに転がっていた新聞の1面を長女が読み上げていました。

「え?18さい以下10万円?!まじ?よーちゃんも?ヤッター」

やばっ。見つかった。理解してる。

「そ、それはー、コロナで困った人たちに…」

「よーちゃんも困ってるのよー、ふでばこボロボロだしー。残ったら貯金しよーかなー」

「いや、麻生さんが貯金しては困るって言ってたよ。使って経済回さなきゃ」

「・・?(ママなに言ってんの、の顔。) 他に、なに買おうかな~♪」

 

10万円の一部をサンタに託そうと思ったんだけどなー。思惑外れたなぁ。

先月のパン材料費12万円。

先月の生活費13万円。

先月のクレジットカード請求代・・。

10万円あったらなぁ!(姉妹で20万円)

 

ところで。

テレビが制限されている反動で読書好きになったのなら、長閑な田舎町には「何もねぇ!」と言って、アタシ東京さ行くわ、と言う日が来るのかもしれないな

 

 

 

【11月9日(火)完売しました】

【11月9日(火)完売ありがとう!】

本日完売しました。ありがとうございます!

次回は日曜日でーす。

 

山食
アーモンドトースト
パン・ド・カンパーニュ
ノアレザン
ナッツとチーズのハードパン

抹茶かのこベーグル
ココアチョコクランベリーベーグル
塩あんこベーグル
ブルーベリーベーグル

マロングラッセのバトン
チーズとくるみのバトン

紅茶パン
ショコラオランジュ
やっこいあんバターサンド
塩バターロール(お試し。)
いわなみ家のグラノーラ

【11月7日(日)完売しました】

【11月7日(日)完売しました】

ありがとうございました!

また(火)に焼きますね

 

山食
パン・ド・カンパーニュ
アーモンドトースト
ノアレザン
ナッツとチーズのハードパン
ノアクランベリー
じゃがいもパン

抹茶かのこベーグル
塩あんこベーグル
チョコクランベリーベーグル
黒ごまチーズベーグル

オレンジピールとクリームチーズ
ショコラオランジュ
マロングラッセのバトン
チーズとくるみのバトン
やっこいあんバタサンド
いわなみ家のグラノーラ

 

「イブのパン屋とケーキ屋は」

いわなみ家の話

第46話

「イブのパン屋とケーキ屋は」

 

「あのー、うちの妻はいつになったら帰してもらえるんでしょうか(想像上のセリフ)」

イブの夜、キレ気味で職場に電話をかけてきたのは、夫。

それもそのはず、朝5時半の地下鉄に乗って家を出た妻が21時を過ぎても帰って来ないのですから・・。

私がパン屋で働いていた10年前の話ですが、昨日の新聞に目を疑いたくなるような記事が載っていました。

人気洋菓子店の違法残業労働。

記事によると、従業員の話として、出退勤時刻を管理するLINEのグループチャットには、クリスマス前の勤務が「午前4時から21時」という日もあったそう。何も変わってない。

クリスマスイブのケーキ屋さんの忙しさは狂気の沙汰だと聞いたことがあります。

ケーキ屋さんとまではいかなくても、朝から晩までバゲットが飛ぶように売れるパン屋も超忙しく、スタッフみんなで夜まで残業していました。

 

あるスタッフは、早朝わたしが出勤すると、通路に積み上げられた25キロの小麦粉袋を枕にして寝ていました。

また、あるスタッフは、突然無断欠勤をし、それ以降は携帯も繋がらず、行方が分からなくなりました。

夢を抱いて入社した若い社員が、心と体を病んでいったのを間近で見てきました。

独身の人や、脱サラ一家の大黒柱父さん的な人は、時間外労働の標的だったように思います。私は当時、結婚していましたし、女だし、パートだったので、大目に見てもらえました。「お先に・・。ごめんなさい!」と言って後ろ髪引かれながら帰宅していました。

でも、長時間労働が行き詰まって工房の雰囲気が悪くなったとき、「パン製造組、今日は7時には帰るぞー!」とか、K-POPアイドルの曲やラップを大音量で流す先輩たちがいて、パンをチームで作る楽しさを忘れなかったのは救いでした。

 

雇用主のみなさん、今年のクリスマスは、ケーキ及びパン職人とその見習いさんたちに、すこしのクリスマスを!

そして、職場環境に音楽を。

・・と綴りながら、休日返上でシュトーレンを仕込む、ひとりパン屋です。

BGMはBACK NUMBERで「クリスマスソング」(笑)ほんとだよ。