いわなみ家の話
第98話
「初笑い、いかがですか?」
2023年明けましておめでとうございます。
もし火事が起きたら真っ先に持ち出すもののひとつが、手書きレシピファイル(原本)。
レシピには、右肩に日付を小さく書いているのですが、ファイル1ページ目には2013とありました。
月日の経つのは早いもので、今年もあと360日…なんつって!
火事が起きたら真っ先に持ち出すもの、わがパン屋のチビスタッフ。
そのスタッフ2名による年末年始ほくそ笑みエソピード(!)をご紹介します。
- 読書好きの2人。「ママー、この本読んでみー。まず、エソピードだけでもさ!」
- 読書好きの2人。「本の最後の方によくある、エロピーグって何のこと?」
エソピードも、エロピーグも、至って真面目です!
本好きの2人に感化されて、年末年始は私も読書に没頭しました。
福島県三春町出身の登山家・田部井淳子さんをモデルにした長編小説「淳子のてっぺん(唯川恵著)」。
あまりに感動したので、読後興奮冷めやらぬうちにスタッフたちにもあらすじを聞かせてやりました。
ス「それでそれで、淳子さんはさ、ヒラヤマは成功したの?」
母「平山?ヒラ山?」
(備考)1970年5月、淳子さんはヒマラヤ山脈のアンナプルナⅢ峰(標高7555メートル)の女性初登頂に成功しています
そんなスタッフ、最近ワインにハマっている店主の、酒の肴のお世話までしてくれるようになりました。
ス「ママ、カマンベールにする?プロレスチーズにする?」
母「今日は思い切ってプロレスにしてみようかな!」